天女セミナーと私(その2)

 原発事故に象徴されるような、現代社会の諸問題の解決、そして、自然環境との共生や調和に満ちた平和な世界を築いていくためには、女性性の回復が必要だと感じています。

 単に男性社会を批判するものではありません。ただ、男性原理の暴走が、様々な歪みを生み出していることは間違いなく、そのことで、例えば、過労死やうつなど、男性自身が苦しんでいることも事実です。

 男性性と女性性の調和、とりわけ、今まで抑圧されてきた女性原理の回復が重要だと思います。そのために、女性が自分たちの役割を「思い出し」、自分らしくキラキラと輝いて生きること、そのための呼び水が『ゆみこの天女入門セミナー』です。

 2006年の夏、ゆみこさんが『つぶつぶマガジン08号』の取材で、当時、岩泉町の旧三田貝分校(現在は道の駅になっている)脇に住んでいた私たちを訪れた時、山々に向かって言霊を発声しているのを見て、正直言って、一瞬ぎょっとしましたが(笑)、それと同時に、不思議と腑に落ちる感覚がありました。

 山々と交歓するゆみこさんの姿を見て、これからは、戦うスタイルの運動ではなく、女性原理の復権こそが世界を変えていくのだ、と直感したのです。

 私は、それまでずっと何かと戦っている気持ちでした。子どもの頃は、東西冷戦を容認している大人たちをもどかしく思い、世界平和のための革命を夢見ていました。貧困や格差の解消が平和につながると、国際協力・開発援助の道を志した学生時代。有機農業に出会い、食の安全の活動を始めたものの、自由貿易の名の下で、国際基準が化学薬品会社や食品メーカーの都合のいいように決められていく現実を知り、NGOの代表として、有機食品の国際基準作りの場に参加するチャンスも与えられました。それでも、どこか虚しく、限界を感じて、地域から世界を変えよう、と岩泉町で森林認証(有機認証の林業版)の仕事もしました。生命中心でない、資本主義世界経済システムをひっくり返すことができるなら、刺し違えても悔いはないと心底思っていたのです。

 でも、自分が相手にしようとしているものの大きさに、幾度となく圧倒され、失望し、無力感に苦しみました。また、平和を手に入れようとするために戦うこと、競争することの矛盾と限界も感じていました。

 2004年12月に長男を出産し、生まれたてのいのちと向きあい、赤ちゃんにおっぱいをあげ、ゆったりとした時間を過ごしていたら、自分の中に眠っていた母性が呼びさまされました。鳥や虫の音、風の音、それまで耳に入らなかった音が聴こえるようになりました。音にならない生命たちのざわめき。「今、ここ」を大切にする感覚を教えられました。食をつぶつぶに完全に切り替えたことも助けとなりました。

 女性性の本質は、全てを受け容れ、赦し、慈しみ、抱擁すること、だと思います。それは、無力ということではありません。そこから、始まるのだと思います。逆に、争いからは、何も生まれない。疑問を感じながらも戦うスタイルの運動に没頭した経験から、確信を持って言うことができます。

 『天女入門セミナー』で、キラキラと自分を生きる、そして、調和な世界のために共に歩む仲間との出会いを楽しみにしています。
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つぶつぶマザー伊藤信子(のんちゃん)

Author:つぶつぶマザー伊藤信子(のんちゃん)
穀物と野菜が主役のおいしいベジタリアン料理・未来食つぶつぶをお伝えしています。

つぶつぶの食を実践して13年余。苦手だった料理が大好きになり、おいしく食べ続けていただけで、心も体もスッキリ晴れやかになりました。

食と意識の力で、流産や帝王切開のつらい経験を乗り越え、第4子は感動の自宅プライベート出産。

雫石町に無垢の木と自然素材で建てた自宅兼アトリエでセミナーや料理教室を開催しています。

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